男の和服着物の四季イベント・行事

【 男の和服着物の正月】 和装が最も似合う日に押さえたいアレとは

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お正月程,和服着物を着たいと思う日は無いでしょう。

日本において、お正月は和服着物を着てゆっくり過ごすのが定番となっています。

今回は、着物を着るイベントとして、お正月の過ごし方について考えてみたいと思います。

一緒に見ていきましょう。

1,お正月の意味

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意味

新しい年が始まった、7日間を指します。(1月1日から3日を3日間を3が日、11日までを松の内と言います。)

もともとは年神様(食物が収穫でき、子孫繁栄することを守る神)をお迎えする意味がありました。

昔は正月に皆が一緒に年を重ねると言う習慣があり、新しい節目として考えられていました。前年を無事過ごせた事を祝います。

2.楽しみ方と服装

正月の飾り

干支の飾り物

来年の干支を用意します。

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干支に関して参照

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しめ縄

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神聖な場所を区別するためです。「しめ」とは入ってはいけないと言う意味です。

ウラジロ(シダ)ゆずり葉、橙(だいだい→ミカン科のくだもの)を飾ります。しめ縄自体は神話の天照大神(あまてらす)の岩戸(いわど)から。

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門松(かどまつ)

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年神様(としがみさま)をお迎えする目印でした。

これにより神を迎え入れました。この習慣は中国より平安時代から伝えられ、室町時代には完成していたそうです。

「松」と「竹」を使います。名の由来は文字通り、家の門口で松を立てることから。

12月28日までに飾るか、12月30日に飾ります。

12月29日はダメ。12月31日は一日飾りと言い、良くないとされます。

鏡餅(かがみもち)

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餅の上にみかんをおいた姿でお馴染み。

昔の鏡の形になっていることによります。

そこから年初、年神様にお供えする習慣になりました。

室町時代に現在の形になりました。

三方(さんぽう)と言う台の上に半紙をしき、ゆずりの葉をしいて昆布をおき、下から大小二個の平たい丸餅を重ねます。

その上に橙(だいだい→みかん似た柑橘類)を置きます。

正月の食事

おせち

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昔は五節句(1月7日七草節句、3月3日桃の節句、5月5日端午の節句、7月7日七夕、9月9日菊の節句)用の料理を指しておせち料理といいました。今は正月のみです。

これを食べる理由は2つ。

・年神様と同じものを食べて力をいただく為

・火の神を怒らせない為(日持ちする料理を作りおきする)

お雑煮(おぞうに)

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年神様にお供えした野菜とお餅を一緒に食べる料理です。

この時使う「祝い箸(端)」は両端が細くなっており、もう片方を神様に使っていただくと言う説もあります。

おとそ

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これは去年の感謝、今年のお祈りを込めて飲みます。平安時代に中国から伝わりました。

薬の酒と言われ、風邪などの予防の意味もあったそうです。

漢字(お屠蘇)の意味は、蘇(病源の鬼)を屠(打ちまかす)。

見た目は朱塗り(しゅぬり→朱色に塗った)の器を使います。

甘酒(あまざけ)

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古墳時代から日本書紀に原型の記述があるほど、古くから飲まれていました。

米こうじと米、酒粕などを原料にする飲み物です。

酒といいながら、ほぼソフトドリンク。

初詣などで神社に行くと屋台で温かくして飲ませてくれます。

正月のお参り

大晦日のお参り

除夜の鐘(じょやのかね)

 

大晦日の深夜0時年明けと共につく鐘(108回)のことです。

意味としては、人の心にある煩悩(ぼんのう→欲の事。仏教では108個あるとされる)を鐘の音で断ち切ることだそうです。

そもそも、鐘の正式名称は梵鐘(ぼんしょう)といい、仏具の一つです。

この鐘で鳴る音は、厳しい修行を経験していない私達の心の煩悩をも振り払う力があるとされます。

初詣(はつもうで)

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新年、初めて参拝にいくことです。

一般的には、松の内(1月7日)までに行くのが良いとされます。

 

有名神社

伊勢神宮(いせじんぐう)

 

明治神宮(めいじじんぐう)

 

熱田神宮(あつたじんぐう)

 

出雲大社(いずもたいしゃ)

 

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正月の遊び

羽子板(はごいた)

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14世紀の中国で始まったらしいです。

蹴鞠(けまり→まりを蹴る遊び)のような遊びがあり、それが変化したのではないかと言われています。

羽子板(はごいた)と羽のついた玉で打ち合い遊びます。

もともとはムクロジと言う植物の実を玉として使ったらしいです。

ルールとして羽を相手の方へ打ち、打ち返せずに地面に落ちたら負け。

負けた時は、墨で顔に落書きをされます。

これにも意味があり、魔除けと言われます。

百人一首(ひゃくにんいっしゅう)

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鎌倉時代、藤原定家が100人の和歌を選び出したものです。

平安時代の代表的な歌ばかりで、それらが江戸時代に庶民へ広がりました。

かるた

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カードゲームの一種で、読み札と同じ取札を見つけるゲーム。より多く合致した札を叩いた者が勝ち。

発祥はポルトガルで、来日したときのカードゲームと日本の「貝合わせ(かいあわせ→貝の上と下を多く合致させた者が勝ち)」と言う遊びが組み合わさった物らしいです。

双六(すごろく)

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昔の人生ゲームのようなものです。

サイコロを振り、出た目に合わせて進んでいき、上がりを目指します。

中国から奈良時代に入ってきて、江戸時代に大人気になります。

名前の由来は、2つのサイコロの最大値6のゾロ目を目指したゲームゆえ、2つとも6になるという意味で双六(すごろく)。

福笑い(ふくわらい)

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顔の完成度を笑う遊びです。

主におたふくや、ひょっとこなどの顔の輪郭が描かれています。

そこにパーツである目、鼻、口などを置いていきます。

これを目隠しした状態でやり、完成した顔見て笑います。

もともと定かではないが、発祥は江戸時代中期には出来ていたらしいです。

江戸時代後期に普及します。

こま回し

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こまを回して遊びます。独楽まわしと書く。元は朝廷での行事にあった余興だそうです。

それが平安時代から子供の遊び道具になりました。

江戸時代、庶民に普及します。

凧揚げ(たこあげ)

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これもやはり中国からの伝来です。風に乗せて凧を揚げて遊びます。

もともと占いとして使われていたのが、平安時代に遊びに変わってきたました。

その後、男の子が生まれた時、成長を願って揚げたらしいです。

庶民には、江戸時代普及しました。

※注意

広い所でやりましょう。電線に気をつけて。

正月の習慣

お年玉

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起源はおそらく、この年神様に供えた鏡餅を御歳魂(おとしだま)と呼び、それらをみんなで分け合って食べた事から。

それがお年玉として、お金を与える習慣になったようです。

室町時代位から始まったもようです。

書き初め(かきぞめ)

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新年に初めて書くことです。

平安時代の朝廷での儀式が起源です。

若水(わかみず→元旦の日に初めて汲む水)で墨をすり、恵方(えほう→縁起のいい方向)に向かってめでたい言葉を書く行事です。

明治時代以降に広がります。1月2日が良いそうです。

初夢

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1月2日の夜に見る夢のことです。

占いの要素があります。中国から伝来し夢を食べるバクの絵を敷いていました。

昔から、1、富士、2、鷹、3、なすびが縁起が良いと言われます。

 

以上、お正月で楽しむ遊びや風習をみてきましたが、

この正月を和装で迎えるに当たり、最もふさわしいアイテムは

↓↓↓

袴です

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一日中、正月を味わう為に、機動性と威厳のある袴を是非活用してみましょう。

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当日

12時

除夜の鐘

 

並んで打つ。整理券が出たりする。

 

1時

初詣(はつもうで)

凄い人の数にビックリ。

 

焚き火で温まる

屋台で買い食いする

夏祭りより抜粋

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屋台の参照

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帰宅し寝る

8時

お雑煮を食べる

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「あけましておめでとう」の挨拶を家族でしあう

おせち料理

六段(ろくだん→段物と呼ばれる琴の楽曲)を流す。

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10時

年賀状が届く

 

こたつに入ると着物がしわくちゃになる。

正座はきついので、袴がオススメ。

14時

親戚・家族が揃う

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宴会

日本酒

升(ます)で飲む。

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17時

おせち食べる

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18時〜20時

百人一首

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お風呂

寝る

服装

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羽織(はおり→和装ジャケット)

御召(おめし→少し光沢のあるドレッシーな生地)

グレー

着物

御召(おめし→少し光沢のあるドレッシーな生地)

角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)

博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)

足袋(たび→和装靴下)

履物

草履(ぞうり→クッション入りの和装サンダル)

グレー

羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)

丸組(まるぐみ→円柱状に組んだ組紐)

紅系

御召(おめし→光沢のあるドレッシーな生地)

焦げ茶

 

コート(外出なら)

トンビ(袖なしコートの上にマントがくっついているもの)

黒系

バッグ(外出なら)

手提げ

ブリーフケース

3,ポイント

・正月とはもともとは年神様(食物が収穫でき、子孫繁栄することを守る神)をお迎えする意味があった

・有名な神社が4つあり、初詣で人気

・正月に食べる料理、飾り付け、風習、遊びがある。皆で食べたり遊んだりすると面白い

・正月と言ったら袴。袴のある生活

 

以上、男の和服着物のお正月でした。

お正月は日本の人にとって重要な行事の一つであり、昔も今も変わらない「和の時間」です。

クリスマスの後に行ってくるお正月というのは、子供から大人までが「ウキウキする楽しいイベント」として捉えており

特にお正月に関しては、(日本的な要素を存分に含んでいる為)クリスマスの西洋式に対して、和のコントラストが効いて非常に楽しいです。

文化
正月は周りの方も和装になる事も多く、一体感が楽しいですね

文化bunka【男の裏着物の研究家】




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