男の和服着物の四季イベント・行事

【男の和服着物の祭り】和装での盆踊りから秋祭りまでの楽しみ方!

更新日:

日本には沢山のお祭りがあります。

その代表的なのが、夏の盆踊りと秋祭りではないでしょうか?

和服着物を着るにあたって、夏の浴衣と秋の着物はハードルが低いです。

今回は、この2つのお祭りでより楽しめる和服着物をご紹介したいと思います。

では見ていきましょう。

文化
お急ぎの方へ

要点だけであれば3,ポイントをご覧下さい

1、祭りの種類

盆踊り(ぼんおどり)

6月~9月頃(7月15日から8月15日あたりをお盆という)

起源:

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文献によると、盆踊りとは仏教僧侶の一遍上人(いっぺんしょうにん)が始めた踊り念仏(おどりねんぶつ)が一つの起源ではないかと言われています。

その踊り念仏に地域の踊りが混ざり合って一つの形になったと考えられます。

目的:

先祖の供養が主な目的とされますが、日本古来の土地文化が混ざっているため、詳細は不明です。

ストレス発散や、男女の出会い、土地の神を崇める(あがめる→高い敬意を示す)など多岐にわたるようです。

有名な盆踊り:

西馬音内の盆踊り(にしもないのぼんおどり→秋田県羽後町の祭り。頭巾や編み笠で顔を隠すのが特徴。8月16日~18日)

徳島阿波踊り(とくしまあわおどり→四国徳島の踊り、8月12日~15日)

郡上踊り(ぐじょうおどり→岐阜県郡上市の祭り、徹夜踊りで有名。メインは8月13日~16日)

マレーシア・クアラルンプールの盆踊り(日本人会さんらが主催する大規模な祭り。毎年3万人ほど。日時は毎年変わる)

内容:

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真ん中に「やぐら」と呼ばれる舞台をつくり、その周辺を円形に踊ります。

やぐらには、リズムを作り出す太鼓や笛吹き、踊りの見本をする方々がいます。

 

かけられる音楽は、時代と共に変化してきましたが、大きく4つに分類され、地域に溶け込んでいます。

1、民謡系

かわさき(郡上踊り ぐじょうおどり 岐阜)

2、進化系民謡

東京音頭

河内音頭(かわちおんど 大阪河内地域発祥)

3、アニメ系

オバQ音頭(おばきゅーおんど 日本のアニメの盆踊り用テーマ曲)

4、ポップス系

ダンシングヒーロー(歌手 荻野目洋子 おぎのめようこさんのヒットソング)

踊りの基本動作:

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日本の踊りは腰の位置がほぼ一定で、上半身と足を動かす事によりリズムを作る事が多いです。

欧米のダンスと違い、くねくねした動きは余りありません。

※日本では腰を動かす動作を極度に嫌がる傾向があります。

これはどうも伝統的なようで、90年代に流行した「パラパラダンス」も基本的には上半身の動きとステップと膝だけでリズムをとっています。

 

例、郡上踊り(ぐじょうおどり)の春駒(はるこま)

秋祭り

9月~11月頃

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起源:

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稲作の終わり時期、(神の恩恵に感謝する為)初ものを献上したのが始まりと言われています。

主に農村部で、収穫祭(しゅうかくさい→穀物、食材の収穫を祝い感謝する祭り)の性格を持った物が前身だと思われます。

目的:

その年の作物収穫を感謝し祝う目的です。

ただそれだけではなく、祭りにもよるようです。

(勤労を労う意味もあったようです。)

有名な秋祭り:

・時代祭り(京都市 10月下旬)

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京都三大祭りの一つです。

祇園祭り、葵祭りと比べ、歴史は浅く

明治時代に作られました。

8つの時代を明治時代から江戸、安土桃山へと逆行していきます。

それぞれの時代衣装を着た集団が見物です。

 

・岸和田だんじり祭り(大阪岸和田市 9月、10月)

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TVで一度はご覧になられた方も多いのではないでしょうか?

だんじりとは、関西圏での山車(だし→移動式の神輿のような物)の事で、

猛スピードで街中をカーブしていく様(やりまわし)が興奮を呼びます。

 

・長崎くんち(長崎市 10月上旬)

諏訪神社で行われる大きな祭り。

元々、2人の遊女が神社前で「舞」を奉納したのが始まりと言われています。

場所柄、非常に異国趣味の物が多いのが特徴です。

内容:

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auntmasako / Pixabay

神輿(みこし→日本の神道の祭りに使う、神が宿るとされる物)を担ぐ。

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獅子舞(ししまい→ライオンを模したキャラクター。魔除けの意味を持つ。噛まれるとご利益があるという)。

 

祭りの内容はそれぞれ違いますが、

主に神霊が一時的に宿る神輿を担ぎ町内を練り歩き、神社に戻るまでの行為です。

2、楽しみ方

盆踊り

基本が浴衣になります。

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甚平(じんべえ→2部式の簡易和装。主に夏用。)でも良いでしょう。

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関連記事 >>【男の和服着物の作務衣・甚平】初心者オススメ!2つの選び方とは?

アクセサリー:

扇子(せんす→折りたたみ式の団扇)

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手拭い(てぬぐい→和装ハンカチ)

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団扇(うちわ→手であおぐ手動の扇風機)

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巾着袋(きんちゃくぶくろ→布を紐で結んで使う簡易袋)

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おすすめコーデ:

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白地に紺柄の浴衣

+

紺の兵児帯(へこおび→布製のお洒落帯)

+

素足に黒塗り(黒く塗った)の下駄

または、今後もっと気軽な夏のスタイルとして肌着スタイルがオススメです。

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焦げ茶色の肌襦袢(はだじゅばん→和装肌着)

+

焦げ茶色の裾除け(すそよけ→下半身用の和装肌着)

+

黒塗りの下駄(くろぬりのげた→黒く塗った木製の履物)

盆踊りの楽しみ方

何と言っても

・屋台巡り

・踊り

です。

 

屋台巡り

日本の屋台はジャンル分けすると

・食事系

・おやつ系

・飲み物系

・お遊び系

・おもちゃ系

と5つに分けられます。

 

・食事系

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フランクフルト 参考価格2019年現在 500円

バーベキュー

フライドポテト

 

日本的なのは以下の物です。

五平餅(ごへいもち)

みたらし団子

玉せん

トルネードポテト

焼き鳥

牛串(ぎゅうくし)

鶏の唐揚げ

やきそば

たこ焼き

焼きとうもろこし

イカ焼き

ところ天

きゅうり一本漬け

 

・おやつ系

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ジェラート 参考価格2019年現在 400円前後

クレープ

 

日本的なのは以下の物です。

かき氷

綿あめ(わたあめ)

わらび餅

鯛焼き(たいやき)

金平糖(こんぺいとう)

甘栗(あまぐり)

今川焼き(いまがわやき)

チョコバナナ

りんご飴・キャンディー

 

・飲み物系

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ソフトドリンク 参考価格2019年現在 200円前後

ビール・アルコール

スムージー

 

日本的なのは以下の物です。

ラムネ

日本酒

 

・お遊び系

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フリースロー

 

日本的なのは以下の物です。

金魚すくい 参考価格2019年現在 400円前後

人形すくい

ひよこ

射的(しゃてき)

スーパーボールすくい

輪っか投げ

 

・おもちゃ系

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光るアイテム

 

日本的なのは以下の物です。

水風船(すくい) 参考価格2019年現在 500円前後

お面       参考価格2019年現在 500円前後

 

踊り

基本の振り付けを繰り返します。

上手な方を見ていれば即興で覚えられます。

 

例、郡上踊り 春駒(はるこま)

それらしく見える

パターン

秋祭り

基本が袷(あわせ→裏地のある着物)になります。

祭り自体に参加される方は股引(ももひき→和装タイトパンツ)に腹掛け(はらかけ→和装タンクトップ)に半纏(はんてん→簡易的な羽織。主に綿で出来ている)です。

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今回は、観客としての参加をイメージしています。

 

 

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普通の半天ではなく、デニム生地もあり。

アクセサリー:

扇子(せんす→折りたたみ式の団扇)

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ハット

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おすすめコーデ:

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羽織(はおり→着物の上に着るジャケット)

縮緬風(ちりめん→凸凹のある絹生地)

市松柄

+

着物

紬風(つむぎ→手で紡いだ糸で出来た生地)

焦げ茶

+

角帯(かくおび→細い男の帯)

博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)

銀鼠(ぎんねず→シルバーグレー)

+

足袋(たび→和装靴下)

+

履物

草履(ぞうり→クッション入りの和装サンダル)

シルバー

羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)

丸組(まるぐみ→円柱状に組んだ組紐)

グレー

+

黒ポークパイハット

+

シャツ(長襦袢の代用)

秋祭りの楽しみ方

ズバリ

・歴史的な意味に思いを馳せる

・屋台

3、ポイント

・代表的な祭りには盆踊りと秋祭りがある

・盆踊りには基本浴衣(ゆかた)、甚平(じんべえ→2部式の簡易和装。主に夏)、などを着る。オススメは、 肌襦袢(はだじゅばん→和装肌着) +裾除け(すそよけ→下半身用の和装肌着)スタイル

・秋祭りには 袷の着物に羽織を羽織る

 

以上、男の和服着物の祭りでした。

祭りは何らかの儀式が元になっている事が多く、その本質も大切です。

また、定期的に行われる祭りは、和服着物を楽しむ「イベント」としても価値がありますね。

文化
夏が終わると、急に和服着物を着たいと思う方が増えます。

祭りがキッカケになると良いですね。

文化bunka【男の裏着物の研究家】




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