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男の和服着物の基本

【男の和服着物のワード】意味の分からぬ独特な言葉の読みと解釈一覧

更新日:

男の和服着物を少しかじり始めると、分からない事が沢山出てきます。

特に和服着物は昔の言葉が多く、意味を推測出来ない事も多いです。

多くの和服着物の初心者さんが、躓くであろう言葉を解説していきます。

一つ一つググるのがめんどくさい時に有効です。

ぜひ利用してみて下さい。

文化
お急ぎの方へ

大まかな要点だけなら4、ポイントをご覧下さい

1.感覚的な言葉

粋(いき)

・シンプル、さっぱりして垢ぬけた様子。

江戸の美意識を指す事が多い。

こっくり

・色合いや味などで落ち着いた深みのある様子。

はんなり

・華やかでかつ上品な様。京都の美意識を指す事が多い。

「華なり」という言葉が訛ったという説もあり。

傾く(かぶく)

・かたむけるの意味。主に王道から反し、勝手な振る舞い、奇抜な身なりをするという意味で使われる。

歌舞伎(かぶき)の原点。

わび・さび

・わびは侘しさ(わびしさ)が語源。客人を満たしつくせない事をわびる(謝る)気持ちの事。

・さびは寂しさ(さびしさ)が語源。枯れていく、時間と共に劣化していく様子を寂しく思う気持ちの事。

風流(ふうりゅう)

・雅やかで上品な趣がある事。

雅(みやび)

・優美で煌びやか(きらびやか)な様。平安貴族的な要素を含む。

江戸風(えどふう)

・江戸の人が好みそうなスタイル、やり方。江戸前とも言う。粋な感じ(シンプルな感じ)の事。

京風(きょうふう)

・京都人の好みそうなスタイル、やり方。貴族的で華やかな好み。

書生風(しょせいふう)

・明治、大正時代の学生がやっていそうなスタイル、やり方。

当時の学生はかなり優秀で一部のエリートしか高等教育を受けられなかった。アメリカでいう所のアイビーリーグ

(有名難関大学)のイメージ。

南蛮風(なんばんふう)

・貿易をしていたヨーロッパ人がしている服装や持ち込む品の趣向。

主にポルトガル人など。異国趣味。

大正ロマン(たいしょうろまん)

・大正時代に広まった考え方、風潮。ヨーロッパで起こったロマン主義という精神運動の影響をうけ、日本解釈されたもの。

個人としての独自性の重視など分かりにくいが、一言で言って庶民一人一人に目を向けようといった感じ。

2.技術的な言葉

絣(かすり)

・織物において、縦横の糸で織り表わされた模様の事。

重なる部分を防染したり着色したりする。

更紗(さらさ)

・インドを始め、アジア大陸から輸入されたオリエンタル模様。主に植物系の模様が多い。

絞り(しぼり)

・染色手法の一つ。糸でくくり、その部分を防染(染まらないように)する。

その様が絞られている様なのでこの名前になった。

友禅(ゆうぜん)

・染色手法の一つ。宮崎友禅斎という方が糊を使って防染(染まらないように)して、

きめ細かい染めを可能にしたのが始まり。

比較的新しく、江戸時代に発明された。

京友禅染めが有名。

後練り(あとねり)

・絹織物に織り上げてから、絹の不純物を取り除いた物。

練るとは、絹の成分から不純物を取り除く事。これにより、ゴワゴワした絹がつやつやになる。

反対の言葉で先練り(さきねり)がある。

先練り(さきねり)

・後練りの反対語。糸の状態で不純物を取り除いた物。

代表的な物は

御召(おめし→適度な光沢があるドレッシーな生地)や

大島紬(おおしまつむぎ→カジュアル着物の代表、つやつやしている)

洗い張り(あらいはり)

・和服着物の糸をほどき、反物(巻物)状にして行う洗濯。

直接水洗いが出来、生地の奥まで汚れを取ることが出来る。

乾かした後は、仕立て直す必要がある。寸法直しの前によく行われる。

3.固有名詞

二重廻し(にじゅうまわし)・とんび

・男性用和装コートの名前。シャーロックホームズのコートというとイメージし易い。

(ただし、ホームズはインバネスコートを着用)

正確にいうと、

インバネスコートは袖のあるケープ付きコート

二重廻し(にじゅうまわし)は袖の無いケープ付きコート

とんびは袖が無く、ケープが背中部分と一体化したコート

キャラコ

・高級足袋(たび→和服着物用の靴下)に使われる木綿生地の事。

艶っとしていて丈夫。

御召(おめし)

・適度な光沢を持つドレッシーな生地。男性の和装ではフォーマル感のある素材。

御召縮緬(ちりめん→シボ凹凸のある着物生地)の略。

糸の状態で清錬(せいれん→絹の不純物を取り除く事)染めをしてその後生地に織り上げる。

糸にも秘密があり、縦横共に強い回転をかけた糸を使用する。

{普通の縮緬(ちりめん)は縦糸には回転をかけず、横糸にだけ交互に右回転と左回転を施す事で凹凸を出す}

その昔、11代将軍の徳川家斉(いえなり)が好んでお召し(おめし)になった事が由来。

上布(じょうふ)

・麻織物の高級版の事。新潟の越後上布、沖縄の宮古上布、八重山上布が有名。

縮緬(ちりめん)

・縦糸には回転をかけず、横糸にだけ交互に右回転と左回転を施す事で凹凸を出す絹織物。

和風の生地は大体、シボと呼ばれる凹凸がある。

紬(つむぎ)

・手で紬いだ糸を使用した庶民の普段着生地。

大体、真綿糸(まわたいと→綿を撚って糸状にしたもの)で出来ている事が多い。

綴れ(つづれ)

・伝統技法の一つ。非常に高級な織物で、横糸で縦糸をつづり分け、文様を表すもの。

織物全体に横糸がゆき渡らず、文様を織り出すのに必要な部分にのみ渡る。

特徴は柄の境目に出来る隙間である把釣孔(はつりこう→穴)。

現物を見ないとおそらく分かりずらい。

羅(ら)

・夏の織物で、通気性に優れている。

もじり織(縦糸を絡み合わせた間に横糸を通す織)という手法を使っている。

編み目状になっている。

絽(ろ)

・同じく夏の織物。

主に横段に穴が開いている。

紗(しゃ)

・夏用生地。

見た目はメッシュ生地。

薄物(うすもの)

・7、8月専用の真夏の和服着物の事。

盛夏(せいか)用ともいう。基本6月や9月に薄物は着なかった(ただし、現代はルールが変わってきている)

一般的には絽(ろ→生地に小さなスキマ穴が空いた夏素材)、紗(しゃ→生地がメッシュ状になった夏素材)、麻の事。

抱き幅(だきはば)

・袖付け終わり(そでの縫い目の下)から衽線(おくみせん→着物の前面に縫い付けてある衽の縫い目)までの長さの事。

ここは上半身の見た目に関わる。

棒衿(ぼうえり)

・棒のように幅が変わらない衿の事。

男性用の衿は大体これ。(女性用の衿は広い衿を折り曲げて使ったり、バチ状に広がっている衿が主流)

鯨尺(クジラじゃく)

・和装独特の寸法単位

1分(ぶ)=0.38㎝  1寸(すん)=3.8㎝  1尺(しゃく)=38㎝

クジラのひげで作られたのが由来。

献上柄(けんじょうがら)

・福岡の博多献上帯に使われる織文様の事。

独鈷柄(どっこがら)とも言う。

700年以上前から存在しており、

仏教に由来する花皿(はなざら)と独鈷(どっこ→煩悩を砕く道具)に

形が似ている事から命名されたと言われる。

4.ポイント(これだけ覚えて!)

粋(いき)

シンプル、さっぱりして垢ぬけた様子。

絣(かすり)

織物において、縦横の糸で織り表わされた模様の事。

絞り(しぼり)

染色手法の一つ。糸でくくり、その部分を防染(染まらないように)する。

洗い張り(あらいはり)

和服着物の糸をほどき、反物(巻物)状にして行う洗濯。

御召(おめし)

適度な光沢を持つドレッシーな生地。男性の和装ではフォーマル感のある素材。

紬(つむぎ)

手で紬いだ糸を使用した庶民の普段着生地。

絽(ろ)

同じく夏の織物。主に横段に穴が開いている。

紗(しゃ)

夏用生地。見た目はメッシュ生地。

薄物(うすもの)

7、8月専用の真夏の和服着物の事。

鯨尺(クジラじゃく)

和装独特の寸法単位。

1分(ぶ)=0.38㎝  1寸(すん)=3.8㎝  1尺(しゃく)=38㎝

献上柄(けんじょうがら)

福岡の博多献上帯に使われる織文様の事。

独鈷柄(どっこがら)とも言う。

 

以上、男の和服着物のワードでした。

大体は難しい漢字を使い、読み方も分からない事が多いと思います。

見慣れると、意味も感覚も頭に入って来ますので

ここで軽く復習しておきましょう。

文化
これぐらい分かると本を読んでもつまずかなくなります

文化bunka 【男の和服着物の研究家】




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