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男の和服着物の現代化

【男の和服着物の位置付け】世界の民族衣装4つのカテゴリーと歩み方

更新日:

我々は、和服着物を洋服という「対になる関係」で語りがちです。

てすので、

どうしても「洋服」というモノの着方から、デザイン、組合せまで強く影響を受けています。

でも、世界には沢山の民族衣装が自然発生しており、

カテゴリー分けをすると、和服着物の立ち位置が見えてきますし、

必ずしも洋服だけの影響を受けなくても良い事がわかります。

和服着物とは、いったいどんな服なのか。

どうなるべきなのか。

参考になると思います。

※民族衣装の区分け方は研究者により5つや4つなど分類されていますが(着用形態等)

ここでは簡単に構造形態で分け、その上で構成枚数ごとに例を出していきます。

文化
和服着物は、世界の民族衣装の中でどの位置づけなのか把握しておきましょう

1、民族衣装の基本構成と区分け

構成状況で区別

平面服(主に直線裁断)

 

折りたたむ事が出来る服です。

1枚の布で身体を包むタイプもこちらです。

体形に影響を受けず、その時の気候に合わせ着方を調節出来ます。

例、

サリー(インド)

インド女性の代表的な衣装です。

高さ1m、長さ5~10mの一枚布を体に巻き付けて着用します。

下半身に巻いた後、残りの布を肩にかけます。

 

サロン(東南アジア)

サリーと同じく、一枚の布ですが、端を縫って筒状にしたものを下半身に付けます。

巻スカートの状態で、着用の仕方が国により違ってきます。

上着と共に着用します。

 

パンタロネス(グァテマラ)

直線裁断で作られたシャツとパンツです。

上下共、四角い形をしており、上は腕と首を出す為の穴があります。

下は、足を出す為の筒が2つり、一見のれんのようです。

ポイントは、股下の穴(1~2センチの縫い残し)で、ここが動きやすさに役立っております。

立体服(主に曲線裁断)

身体に合わせてパーツを作り込むタイプです。

基本身体にフィットした形になります。

例、

男の和服着物、スーツ、羽織長着姿

スーツスタイル(イギリス)

形式で区別

ワンピース型とツーピース型に分かれます。

一つの民族衣装で、はっきり別れる事は珍しく、状況により使い分けます。

大まかに作業着としてはツーピース型。

非作業着としてはワンピース型が多く使われます。

ワンピース型

南方の国に多いタイプです。

すっぽり纏う物で、簡易的な事が多いです。

余り身体に密着すること無く、リラックス出来る服です。

チュニックという筒型衣の物も、ワンピース型とツーピース型を使い分けています。

例、

洋服

女性のワンピースドレス

男の和服着物、ワンピース、平面服、民族服、洋服

和服

長着(ながぎ→着物の事)の着流し(きながし→羽織や、袴を付けずに着る事)

男の和服着物、裾、正しい、

ツーピース型

北方の国に多いタイプです。

騎馬生活をする遊牧民が発達させたスボン型など、

動き易いのが特徴です。

労働着などは、どの国でもツーピースが多いです。

例、

カンフースーツ(中国)

男の和服着物、平面服、民族衣装、カンフー

和服(日本)

裃(かみしも→上下セットになった服装で、時代劇で、お奉行が着ているモノ)

 

2、お洒落の仕方

構成状況別

平面服

着方で立体的に見せようとします。

また重ねて着る事になるので、重ね着が発達します。

襲色目(かさねいろめ)

・平安時代に発達した、色合わせテクニックです。

平面服に、奥行きを持たせる為、表の色と裏の色の組合せに名前を付け楽しみました。

桜→表白と裏赤

男の和服着物、白、赤、かさね色目

雪の下→表白に裏緑

男の和服着物、緑、白、かさね色目

立体服

元々立体なので、厚着せずに形成されます。

身体にフィットした服で身体を構築していきます。

形のシルエットの美しさを競う事が多いです。

例、

洋服(ヨーロッパ)

パンツのライン

男の和服着物モッズ、パンツ、シルエット、立体服、洋服

アオザイ(ヴェトナム)

腰のくびれ

男の和服着物モッズ、アオザイ、ベトナム、シルエット、立体服

形式別

ワンピース型

基本1枚で着られるので、非常にシンプルなスタイルが多いです。

組み合わせとして上着が上に加わるか、装着型のパンツ型(袴等)のようなものが加わります。

その他上からすっぽり被るタイプと、前が開いていて紐などで固定するタイプがあります。

例、

和服着物(日本)

友禅柄(ワンピース全体で柄を表現する技法の発達)

 

ケンテ(ガーナ)

織りの技法(黄、赤、緑、黒、青を基本色とした手織りの綿布)

 

ツーピース型

上下で 服装が違ってくるので、上下のコーディネートになります。

主にパンツルックが多くなるので、上下のセットアップが発達し、替え上着などが出てきて、上下組合せの相性でお洒落をします。

例、

スルワールの上下同素材(ネパール)

白いセットアップの装いです。

 

ロンジ―の上下柄違い(ミャンマー)

柄、色共に違う事が多いです

 

3、近代化と進化の例

例、洋服

体を構築するため極限までウエストを絞るコルセットのような構築型の発展をしますが、

後に平面服の要素を取り入れ、

より体にゆとりを持たせたスタイルに変化していきます。

複雑な装飾性は排除され、よりシンプルな服装に変化していきます。

例、東南アジアの民族服(サロン)

元々の発展は東南アジア地域に適したリラックスした服装(巻きスカート)で、開放的なスタイルですが、

後に洋服の影響を受けます。

最終的には洋風の洋服に代わって行きましたが、

土地の風土にあっていることもあり、礼装以外にも時々着られております。

 

洋素材を採用

ロンジ―(ミャンマー)

ナイロンの透け感を取り入れます。

 

シルエットを採用

サロン(マレーシア)

洋服スカートの影響で、裾を細くしました。

パーヌン(タイ)

近代化の影響で一枚布をただ巻くだけの状態から、

襞を縫い合わせスカート風にしています。

 

洋服と組み合わせる事を採用

ロンジ―(ミャンマー)

上着であるエンジ―(中国風の紐ボタン付きシャツ)の代わりに、ワイシャツを組み合わせます。

4、ポイント

・一口に着物といっても、

世界の民族衣装のカテゴリーでは平面服という事が分かります

・ 洋服とは違う特性を活かしましょう

・同じく平面服で、ワンピース型、ツーピース型の民族衣装を参考にしても面白いでしょう

・着物の定義を再確認しましょう

 

以上、和服着物の立ち位置、民族衣装の説明でした。

その土地その土地に合った服が自然に出来上がるのは不思議ですね。

そこには、文化的な背景や、民族的な考え方が色濃く落とし込まれています。

 

多くの民族衣装が洋服の影響を受けており、変化していく様は参考になります。

また同時に、洋服が各地の民族服を吸収していく事からも学べます。

 

洋式生活になった現代で和服着物を着る意味、そしてどのように着ていくのかは人それぞれですが、

日本で完成した和服着物の精神性は形を変えても受け継いで行ってほしいです。

文化
世界には色んな服があるんですね

文化bunka【男の和服着物の研究家】




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