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男の和服着物の現代化

【男の和服着物の未来予測】「新平安時代」に求められる2アイテム!

更新日:

現代を生きる和服着物好きにとって、未来の着物は興味があります。

私自身、こちらの方向に進むのでは?と思っている未来があります。

古典着物は古典着物として残り、よりモダンで現代的な形の着物が新たに現れると思います。

この「未来の着物」はどんな形、どんな素材になるのでしょう?

一緒に考えてみたいと思います。

文化
お急ぎの方へ

要点だけであれば3.ポイントをご覧下さい

1.現代の社会環境、今までの流れと状況

今までの社会概要

世界大戦後、日本はアメリカに破れ、急速に欧米化していきます。

生活習慣も考え方も変わっていき、

服装も和服から洋服へと移り変わりました。(昭和40年から50年頃が変化のピーク)

着物を着た事の無い若者が増え、着方を教える教室も出来ました。

普段着が売れなくなった呉服業界はフォーマルに絞り、高級路線で客数を補う戦略に出ました。

この事から、

高度経済成長を経て、バブルを迎える頃には

着物=「高級フォーマルの必需品」のイメージが定着し、

実際に売れました。

和装は儀式服として定着はしましたが、

その反動で、普段は着ない物とされ

呉服業界は自らの首を締める結果になってしました。

 

バブルが崩壊し、呉服屋の打開策として

品質を落とした利益確保と、強引な押し売りが自然発生していきます。

(*注意*良心的な呉服屋さんも沢山存在します。)

2000年代には、強引な販売手法で注目されたチェーン店2社が報道で批判を浴びました。

(但し、この2社に満足しているお客様も大勢見えますので、「熱心」と「しつこい」の差は難しい所です。)

そして2010年代には

少しづつ増えてきた普段着着物を楽しむ流れが加速して参りました。

(アンティーク着物、木綿着物、着物お出掛けサークルなど)

今後の社会的要因

国際情勢として

アメリカと中国の二極化と、インドの台頭。

日本は経済的・国際的な影響力を弱める。

(平安時代の様に内向き傾向になる。)

国内情勢として

日本が高齢者比率が高くなり、

シニアの時代が来る。

シニアを対象としたサービスや商品が溢れる。

 

IT技術として

AI(人口知能)が発達する。

より人間と機械が共存する形を模索する。

自動運転や、無人宅配などが増え、

人の不便を解消してくれる。

人々は今より暇になり、余暇の過ごし方が話題に上がる。

自国の文化の見直しと再編集が始まり

熟成期間としての「新平安時代」がやってくる。

和服着物の今後

色・素材・形

洋服を皆が来ている状況は変わらず。

基本、洋服を身に付けて生きるので

洋服のような色や素材、形に似てくる。

 

動き、活動

現在は洋服を着る事を前提とした社会の様式。

バイク、車などの乗り物、

椅子、トイレなど生活様式を前提とした和服になり、

クリーニングなどのお手入れシステムも洋装に寄せてくる可能性がある。

その他、

着装の簡略化も洋服に寄ってくる。

 

絵・着物の変化図

 

古典着物の今後

新しい着物の形は古典着物から派生してくると考えられる。

流れとして、

古典着物(今の形)とモダン(新しい形)が共存すると思われる。

2.和服着物の近代化と今後の流れ

以上踏まえて

和服の定義

・左右対称

・直線裁断

であるとして、

未来予測

・肌襦袢(はだじゅばん→和装上半身用肌着)

・裾除け(すそよけ→和装下半身用肌着)

以上2つが表着化(おもてぎか→下着から表着へ昇進する事)する未来。

 

二部式(にぶしき→上半身と下半身に分かれて着用する形態。着物は一部式)

で帯無し(帯を必要としない)

 

簡単な作りになる。

袖・袂・裾の長さ改善。

身体にフィットする。

将来、パンツ化もある。

袴のパンツ化か?

素材

ウール、木綿、シルック(東レさんが開発した高級ポリエステル。シルクの風合いに近づけた)

洋服素材か、お手入れ簡単な素材にシフトする。

シワ加工(シボ)を施す{伝統的に日本はマットな状態を好むから}

 

色柄

染色

染めかプリントが多くなる。

例、注染(ちゅうせん→浴衣に使う染色手法。染料を染み込ませ、数枚の浴衣の柄を一気に染められる)など

より洋物らしさか、和柄の簡易版になる。

和風を継続可能。

おそらく落ち着いた和風色。

縫製

プリーツプリーズ(イッセイミヤケのブランド)の様に

縫製無しの可能性。

又はミシンの導入。

オートメーション開発が進む。

帯の喪失

活動性を制限する帯について

帯無しが広がる可能性。

 

組み合わせ

簡単でより自由になり、洋服と和服が今以上に組み合わされる。

純粋な本物系(洋物との組み合わせ無し)より洋物ミックスが進む。

着物初心者でもハードルが低く、より洋装に近い形になる。

参考

ムエタイ

ジャンル:格闘技(タイ)

巨人:ボクシング

変化:タイの伝統格闘技にボクシンググローブの採用

 

レゲエ

ジャンル:音楽(ジャマイカ)

巨人:R&B

変化:ジャマイカの伝統ブルース「メント」にアメリカのR&Bの影響

 

大きな巨人(この場合はボクシングとR&B)から影響を受け

新しい形を模索する。

3.ポイント

・今まで急速な欧米化で洋装が広まり、従来の着物は縮小傾向だった。

・今後は日本の社会がシニア中心になり、余暇を持て余すようになる。

・平安時代のように、自国の文化を洗練する。

・未来予測として、肌襦袢(はだじゅばん→上半身用肌着)と裾よけ(下半身用肌着)が着物に昇格する。

・色柄素材なども洋服社会に適応した形になる。

 

以上、男の和服着物の未来予測でした。

今を生きる我々が、より自然に着用出来る形が着物には求められています。

古典着物は当然今後も残りますし、

着用され続けます。

それと同時にいろんな試行錯誤をしていきたいですね。

文化
意外と部屋着から未来の形が生まれたりするかもですね

文化bunka【男の和服着物の研究家】




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