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【男の和服着物のアイヌ文化】北の民アイヌスタイル3つの取り入れ方

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和装はあらゆる文化を飲み込みます。

例えば

中央アジアや東南アジアの「バティック」と呼ばれる染色方法。

これは当時の日本では技術的に難しかったので非常に注目をされました。

この技法もいつの間にやら

更紗(さらさ→アジアの草花柄といった感じ)という名前で

日本の古典柄(こてんがら→伝統的な柄)として定着しました。

 

そんな中、日本列島には

北海道のアイヌ民族

沖縄の琉球民族

という独自の文化を持つ種族が存在しており、

この文化は和装文化にとって大切な物として

現在も残っております。

今回は北の民、アイヌ民族について見ていきたいと思います。

文化
お急ぎの方へ

要点だけであれば3,ポイントをご覧下さい

1、歴史

アイヌとは

アイヌとは人間という意味だそうです。

アイヌ民族は、おおよそ17世紀から19世紀において

東北地方北部から北海道(蝦夷ヶ島)、サハリン(樺太)、千島列島に及ぶ広い範囲を

アイヌモシリ(人間の住む大地)として先住していました。
この時期の前後には、アイヌ民族がこの隣接地域に移動したり、

逆にその地域の他民族が移動し接触したことも認められております。
これら居住域はもとより、

さらに広い範囲においてアイヌ語由来の地名が分布していることが実証されています。」

(引用元:公益社団法人 北海道アイヌ協会HP)

このようにアイヌとは

北の大地で、独自の文化を育ててきた民族です。

印象的に、縄文的な要素を感じます。

文化的特徴

生業

・狩猟

「主な獲物は、獣類ではヒグマ、エゾシカ、ウサギ、タヌキ、キツネ、テンなどであり、特にエゾシカは重要な食料資源でした。毛皮も衣服の材料や交易品として重要でした。

鳥類では、オジロワシ、オオワシ、ワタリガラスなどをはじめ、様々な種類の鳥を獲りました。」

・漁

「漁労は狩猟と並ぶ重要な生業でした。アイヌの集落の多くは、サケやマスが遡上する河川流域や海浜に立地していました。」

・採集

「アイヌにとって、野山にある植物は重要な食料でした。」

(引用:財団法人アイヌ民族博物館HP)

 

信仰

「アイヌの人々は、自然、動物、植物、道具など、

人間をとりまくすべての事物に“魂”が宿っていると考えていました。

そのなかでも、とりわけ人間に多くの恵みをもたらしてくれたり、

人間がかなわないような強大な力を持つものを、神(カムイ)として敬いました。

光と熱を与えてくれる火の神は、最も重要な神とされ、

日常的に祈りが捧げられました。

動物神の中では、クマやオオカミ、シマフクロウ、シャチなどが位の高い神として尊ばれました。」

(引用元:財団法人アイヌ民族博物館HP)

 

衣装

「アイヌの衣服には、

そのまま外の社会から移入したもの(外来衣)と、

自らが製作したもの(自製衣)とがあります。

自製衣は主として次の3種類に分けられます。

1.動物を素材とした衣服
  • 獣皮衣…クマ、シカ、キツネ、イヌ、アザラシなどの皮。
  • 鳥羽衣…カモ、エトピリカなどの羽毛のついた皮。
  • 魚皮衣…サケ、マスなどのなめし皮。
2.植物の内皮を素材とした衣服
  • 樹皮衣…オヒョウやシナノキなどの内皮繊維で織られた衣服が知られています。アイヌ語ではアットゥといいますが、「アツシ織」と日本語風に呼ばれることもあります。
  • 草皮衣…イラクサの繊維で織られた衣服で、色が白く、レタペ(白いもの)と呼ばれます。

このような衣服は、日常の労働着として着用されたばかりでなく、切伏や刺しゅうなどの見事な文様が施されたものは、晴れ着として用いられました。現在でも、伝統的な儀式の際の晴れ着として受け継がれています。

3.外来の布を素材とした衣服

主として木綿を素材とした衣服です。柔らかな木綿をふんだんに利用できる時代になると、各地で独特の美しい文様が発達しました。地方によって名称もさまざまです。

たとえばルウンペという衣服は、木綿の着物地の上にさまざまな色の細い切伏布をおき、その上に細かな刺しゅうをほどこしたものです。噴火湾沿岸および白老地方に伝わっています。」

(引用元:財団法人アイヌ民族博物館HP)

アットゥシ

【自然素材のアットゥシ織】
アットゥシは、強靭な繊維を持つオヒョウやシナノキの木を原料に作られます。
まず木の皮を剥ぎ取り、その内側にある靱皮(じんぴ)を泥水や温泉などにつけ、柔らかくします。
そして柔らかくなった靱皮を細かく裂き、拠り合わせて1本の長い糸にしていきます。
その糸を腰機(こしばた)で織り上げ、アットゥシ織となるのです。

【アットゥシ織の歴史】
古くから主に自家用として織られていたアットゥシ織でしたが、18世紀頃から本州への輸出が盛んになり、東日本を中心に売買されるようになりました。
その後も伝統を絶やさず織られ続け、2013年には二風谷で織られる二風谷アットゥシが、経済産業省指定伝統的工芸品に指定されました。

(引用元:古代織産地連絡会公式HP)

模様

「アイヌの衣服には、家事や労働など日々の暮らしで着ていた日常着と祭祀や儀式など特別な時にだけ身に着ける晴れ着があります。晴れ着には、切り伏せした布や刺しゅうなどによって「モレウ(渦巻き文)」や「アイウシ(括弧文)」と呼ばれる独特の文様が施されています。文様には地域によって特徴があり、母から娘へと伝えられてきました。文様には魔除けの意味があります」

(引用元:財団法人アイヌ民族博物館HP)

装飾品

「重要な儀式のときには、男性はサパウンペと呼ばれる冠をつけました。ブドウヅルなどの皮を編んで本体を作り、そこにイナウルと呼ばれる削りかけをつけ、さらにクマの彫刻や鳥の頭蓋骨などで装飾したものです。

そして、儀礼用の刀であるエムを、専用の刀帯に通して身につけます。刀の鞘には、さまざまな彫刻が施されています。刀身を鞘から抜くのは、悪魔祓いなどの特別な儀礼のときだけだといわれます。

普段、仕事をする時には、手甲や脚絆をつけることが多かったようです。」

(引用元:財団法人アイヌ民族博物館HP)

風貌

男性は基本立派な髭をたくわえます。

儀式

イワ

「日用器具や祭具が古くなったり破損したりすると、

それらを捨てる前に、感謝の言葉とともに道具の霊を神の国に送り返す儀式が行われました。」

イオマンテ

育てた子グマの霊を、盛大な宴をもって神の国に送り返す儀式です。

「霊送りの儀式のなかでも特に重要な儀式とされ、近隣の集落からも大勢の人々が参集しました。

仲間意識を高め、結束を強める役割も果たしたといわれます。」

(引用元:財団法人アイヌ民族博物館)

2、 コーディネート例

アイヌ文化

パターン1 (文様取り入れ)

頭に(文様布を)巻く

バンダナ

 

手首・腕に(文様布を)巻く

手拭い、バンダナ

 

着物に取り入れる

ハ掛け

半衿

パターン2(素材の取り入れ)

獣皮を取り入れる

羽織物

 

樹皮(アットゥシ)を取り入れる

 

パターン3(着方取り入れ)

裾短い

 

袖が狭い(筒袖つつそで→筒のように細い)

 

簡略化

パンツと着物の組み合わせ

額に布を巻く

ネイティブ・アメリカンにも見られる装い

3、ポイント

・ アイヌ民族は北海道地域に生息する縄文的要素を含んだ民族

・ 狩猟、漁、採集などを生業とする

・ 服装の特徴は独自の文様と素材使い(獣皮・樹皮など)と着用形態

・ コーディネートの取り入れ方パターンが3つある

(文様を取り入れる。素材を取り入れる。着方を取り入れる。)

 

以上、男の和服着物のアイヌ文化でした。

北海道という北の大地で何年もの間培ってきたオリジナル文化は

我々の和服着物にとって、刺激的なものです。

現代においてもアイヌの風習や文化はもっと注目を浴びるべき魅力を感じます。

文化
図書館で調べると更に楽しめますよ

文化bunka【男の和服着物の研究家】




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