男のモッズの基本 男の和服着物の現代化

【男の和服着物のバッグ】これからの着物男子にオススメ2択とは!?

更新日:

和装の時はどんなバッグを持てば良いのか?

今回は男の和服着物の「永遠のテーマ」とも言えるこちらのお話です。

今後の選択肢について考えてみたいと思います。

一緒に見ていきましょう。

文化
お急ぎの方へ

要点だけであれば、3.ポイントをご覧下さい

1.種類、過去

種類

風呂敷(ふろしき)

 

日本古来から使われている一枚の布です。

巾着(きんちゃく)

 

比較的小さなものを入れる布袋です。

カゴ

 

夏の浴衣専用バックです。

カジュアルで涼しげ。

バッグ

(持ち方別)

手提げ

ブリーフケース

 

洋装でもビジネス使いができる定番のバックです。

トートバッグ

 

少しカジュアル感が出る、口の開いたバッグです。

ドクターバッグ

 

もともとは医者がよく使っていたバックです。

明治・大正時代には和装にもよく用いられました。

通称:ダレスバックと言います。

 

肩がけ

リュック

 

両手が使えるカジュアルの定番です。

ノートパソコン等持ち運ぶ現代人にとって、リュックタイプは便利です。

ビジネスでも使えるタイプ(黒の四角形等)が重宝されています。

 

ショルダーバッグ(メッセンジャーバッグを含む)

 

斜め掛けもできる学生さんの定番です。

片方の肩に掛けるだけで楽に物を運べます。

過去の歴史

江戸時代

 

メイン服装:男の和服着物

銭湯文化の普及により、庶民は風呂敷をメインに使い始めます。

これでお使いから旅行まで対応しました。

 

和風

布袋物

風呂敷(ふろしき)

 

荷物を包んで運ぶのが普通でした。

持ち運ぶものに応じて形が変えられ、運んだ後は畳んでしまえる所が理にかなっています。

巾着(きんちゃく)

小さな常備品を入れたり、お金などを入れていました。

 

箱物

柳行李(やなぎごうり)

コリヤナギ(ヤナギ科の植物)編んで作られた蓋付きのカゴです。

衣類や旅行用の荷物を入れて運びました。

 

番外編

懐(ふところ)

小物や手拭いなど、ポケット変わりに何でも入れてました。

 

明治時代

 

メイン服装:男の和服着物

西洋文化が一気に入ってきて、洋装とともに小物も西洋化されました。

洋式カバンも出回り始めますが一部の洋装人が使用し、日常運搬にはまだまだ風呂敷の時代でした。

和風

風呂敷(ふろしき)

巾着袋(きんちゃく)

 

洋風

ボストンバッグ

トランク

手提げタイプ

大正時代

 

メイン服装:和服着物と洋服

市民にも洋服が広まり(警察・エリート学生)、一部でバッグも使われます。

一説によると、書類入れとして抱えカバン(かかえかばん)と呼ばれる物が男性の間で流行しました。

普通の学生はバンカラ(不良学生・硬派)スタイル・書生(しょせい→学生)スタイル、成人男性はモダンボーイ(通称:モボ→当時の洋装をビシッと決めた男性)などでした。

スタイルとして、洋装と和装が混在し、またはMIXされてきました。

和装にハット+ドクターバックのスタイルはこの時に誕生しました。

和風

風呂敷(ふろしき)

巾着(きんちゃく)

 

洋風

ドクターバッグ

ブリーフケース

ボストンバッグ

トランク

昭和時代

 

メイン服装:やや洋服

戦争が始まると、軍支給の図囊(ずのう)と呼ばれる「斜めがけバッグ(ショルダータイプ)」が普及します。

戦後は、有名百貨店が「手提げの紙袋」をサービスで渡し始め、風呂敷以外の方法が浸透していきます。

高度経済成長後(昭和40年代後半)にはカバンで荷物を運ぶのが一般的になってきます。

学生さんのランドセルが普及したのは昭和30年代以降と言われます。

 

和風

風呂敷(ふろしき)

 

洋風

ブリーフケース

トランク

ボストンバッグ

リュック

ショルダーバッグ

スーツケース

2.今後の展開と合わせ方

未来予測

2極化

昭和・平成を経て、今後の「男の和服着物におけるバッグ」は2極化するのではないかと予測します。

・手提げ系

やはり着物姿が1番キレイに見えます。

・リュック系

時代の流れとして両手の自由がきく事は重要です。

袖付け部分(人形)が邪魔になるのが課題ですが、背負系バッグは外せないと思います。

黒、ダーク系

基本小物はダーク系が使いやすいです。(洋装でも)

 

夏の浴衣系のみ白・ベージュ系可。

ただ夏や浴衣姿などカジュアル服なら明るいベージュ系もよく使います。

素材

ナイロン

洋装のビジネスでも主流になりつつある素材です。

※注意

ナイロンは「バリスティックナイロン」がオススメです。

これは軍事用に開発されたタフな素材で、傷が付きにくく大変丈夫です。
その他のナイロン素材は傷が付きやすく傷みやすい為、あまりオススメしません。

雰囲気と味わい深いさ。使い込む事で移り行く風合いが楽しめます。

オススメはグレンロイヤルさん(英国ブランド)、ホワイトハウスコックスさん(英国ブランド)等のブライドルレザー系(蜜ロウが染み込んだエイジングを楽しめる革)です。

木綿

素材としてカジュアル専用です。お手入れも楽なのでこれはこれで便利です。

竹(カゴ)

かごバック。浴衣時期に呉服屋さんでよく見かけます。

男性ものは少ないです。

割と大きめでノートパソコンが入る程度だと思います。

物を運ぶことに特化しております。

形として四角形が使いやすいです。

コーディネート例

正統派ドレス

バッグ

ブリーフケース

羽織(はおり→和装ジャケット)

縮緬(ちりめん→一面に細かな凹凸を出した絹織物)

江戸小紋(えどこもん→極小柄の着物)

からし色

着物

御召(おめし→光沢のあるドレッシーな生地)

グレー

角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)

博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)

銀鼠(ぎんねず→シルバーグレー)

足袋(たび→和装靴下)

履物

草履(ぞうり→クッション入りの和装サンダル)

シルバー

羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)

丸組(まるぐみ→円柱状に組んだ組紐)

グレー

カジュアル普段着

リュック系(袖付けが邪魔だけど)

バッグ

リュック

(パソコンが入る四角形のビジネス型)

羽織(はおり→和装ジャケット)

塩沢

グレー

着物

紬(つむぎ→手で紡いだ糸で作るカジュアル生地)

茶色

角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)

博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)

足袋(たび→和装靴下)

履物

雪駄(せった→底に革を貼ったカジュアル草履(ぞうり)の一種。男性のみ)

カラス

羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)

丸組(まるぐみ→円柱状に組んだ組紐)

グレー

浴衣カジュアル

バッグ

トートバッグ

木綿(帆布)

着物

浴衣(ゆかた)

紺白

角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)

博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)

履物

下駄

黒塗り

3.ポイント

・バックの種類は和と洋に分かれ、風呂敷、巾着、ブリーフケース、リュック、ショルダーなど

・時代が和装から洋装に変わる中で(和装に洋小物を使う)MIXが行われた

・未来予測は2択でブリーフケースとリュック系。収納力、着物との相性、丈夫さ、がキーワードになる

・コーディネートも意識して選択しても良い

 

以上、男の和服着物のバッグでした。

日本には古来から風呂敷(ふろしき)で物を運ぶことが多かったです。

平面の風呂敷ももちろん魅力的ですが、臨機応変に立体の良さも取り入れていきましょう

文化
純和風に固執せず、時代に合わせた選択肢を用意しましょうね

文化bunka【男の裏着物の研究家】




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