古典の着物姿に必要なのはお洒落で粋な帯です。
この着物姿を左右するアイテムは、定番の博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)から少し凝った物まで数多く作り出されてきました。
今回は市販の帯ではなく、アンティーク帯について考えてみたいと思います。
一緒に見ていきましょう。
アンティーク着物はじめました。
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アンティーク着物はじめました。
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要点だけなら3.ポイントを御覧下さい
1、種類とメリット
アンティーク帯の種類
数が多い
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角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)
一般的に使われる帯で、カジュアル・フォーマルどちらもいけます。(柄と風合いによる)
博多(はかた→男の定番帯)
最もよく出回る定番帯。博多献上柄(はかたけんじょうがら)はかなり古くから愛されてきた。
綴れ(つづれ→非常に格の高い高級織物。世界三大織物の一つ)
世界三大織物の一つ。高価で、格も高く貴重。
モダン
現代的な楽しい柄の帯。比較的新しい事が多い。
西陣織り(にしじんおり)
主に女性帯を作る京都の織物。高級感があり、凝った物が多い。
紬系(つむぎ→手で紡いだ糸で作るカジュアル生地)
手で紡いだ糸で織り上げる温かみのある帯。日本全国に産地があり、特徴がある。
裂き織り(さきおり)
(リサイクル着物アンティーク着物古布 福井若狭 やまてん店主ブログ様より引用:http://blog.livedoor.jp/yakisabazusi/archives/50951188.html)
生地を裂いた切れ端で織り上げた素朴な帯。
兵児帯(へこおび→布製のお洒落帯)
主にカジュアル使いされるお洒落帯です。
総絞り(そうしぼり)
全体に絞り(しぼり→染まらないように糸でくくり立体的な粒にする加工)が施されたゴージャスな帯です。
部分しぼり
先端にのみ絞り加工がされています。
手先(てさき→帯の片端。女性の帯で言う所のメインの柄と反対の帯先端の事。男性の場合関係ない。)とたれ先(たれさき→女性の帯で言う所のメインの柄近くの手先の事。男性の場合関係ない。)にのみ絞りを施した帯です。
ワンタッチ角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)
帯結びを必要としないマジックテープタイプです。
簡易帯として、帯結びに不安を覚える「着物初心者さん」にオススメ。
角帯式の兵児帯(かくおびしきのへこおび)
兵児帯を使いやすく加工した帯です。
兵児帯を折りたたみ、角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)と同じ幅にしています。そして中には芯地を入れ、縫い合わせています。
結び目は兵児帯(へこおび→布製のお洒落帯)の絞り(しぼり→染まらないように糸でくくり立体的な粒にする加工)の華やかさが、前から見ると角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)風のキッチリ感が楽しいです。
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数が少ない
アンティーク帯の伝統柄
数が多い
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博多献上柄(はかたけんじょうがら)
1200年代に博多で始まったとされるこの帯の中で、最もスタンダードな柄です。デザインソースは仏具の独鈷(どっこ)と華皿(はなさら)です。
無地
男帯においてシンプルさが受け、よく使われれます。「素材が紬(つむぎ→手で紡いだ糸で作るカジュアル生地)風」や「全体に織柄が入る場合」が多いです。
縞柄(しまがら)
たて縞やよこ縞などよく見ます。
名物裂(めいぶつぎれ→室町時代あたりに海外から輸入された染織品の柄)
※写真はイメージです。
西陣に多い、格の高い柄を織り込んだ帯です。
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アンティーク帯の素材
絹とポリエステルが多いです。素材によってお手入れのしやすさが違います。
数が多い
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絹

Silhouette1 / Pixabay
アンティークらしく、本物感があり、結び心地が最も良いです。使い込むと質感も代わってきます。本当に古い一品があります。
ポリエステル・化繊

MAKY_OREL / Pixabay
和装のデメリットである保管・お手入れの大変さが軽減されます。比較的新しい時代に作られています。
木綿

Bru-nO / Pixabay
主に浴衣で使う帯ですが、裏着物(うらきもの→家着物)にも。比較的安価ですが、使い込むと風合いが変わるのは天然素材ならでは。色が薄くなりやすいデメリットも有る。
ウール

pasja1000 / Pixabay
昭和に作られていることが多い素材で、意外と使えます。
裏着物(うらきもの→家着物)のみならず、表着物(おもてきもの→外出着物)にも重宝します。
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アンティーク帯の色
数が多い
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紺系
茶系
黒系
グレー系
緑系
ベージュ系
白系
エンジ系
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2,購入の仕方
購入場所のポイント
・男物を多く扱う店で
・帯の状態がどうなっているか確認できる
・質問できる
事です。
それを踏まえて、こちらで選びましょう
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4つの購入場所
アンティークショップ
着物古着を扱う店で探します。
その場で見られるのがメリットです。
ただ、ほぼ女物で占められているのでなかなか男物に出会えないです。
骨董市(こっとういち)・フリマ

KaiPilger / Pixabay
月に一度開催されるような骨董市があれば覗いてみましょう。
意外と着物を出しているお店に出会えます。
男物もチラホラ出ています。
質問にも気さくに答えてくれます。
ネットショップ

kaboompics / Pixabay
気楽に覗けるメリットがあります。
質問なども気軽にできます。
男物を多く扱う店を探すのがポイントです。
フリマ・オークションアプリ(メルカリ・ヤフオク)

Simon / Pixabay
気軽にお値打ちな買い物が出来ます。
中にはお宝が眠っている事も。
写真を見て、状態の質問をしてみるとよいでしょう。
商品選びのポイント(計6点)
アンティーク帯のメリット(4点)
・今は無いデザインが手に入る(市販されていないインパクト)
・柄や質感に味わいがある(無地でも伝わる存在感)
・新品よりお値打ちの場合がある
・アクセントとして使いやすい(みえる部分が適度に小さい為)
アンティーク帯の注意点(2点)

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay
汚れ・傷み
・古着なので基本シワ、汚れ、生地のすれはあるものと思っておいて下さい。
古さが違うのと、自分で洗えないものなので、洋服の古着とはまた違った感覚です。
長さ
・帯の長さが一定ではないので、確認しておきたいです。
以上を踏まえてオススメは
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骨董市かネットで
織りや絞りに特徴のある無地系(存在感のある物)か、
派手めな柄物・絞り系(市販にない物)を
汚れと長さに注意して
探すです。
服装
着物
御召(おめし→光沢のあるドレッシーな生地)
白
帯
兵児帯(へこおび→布製のお洒落帯)
アンティーク帯
エンジ
足袋(たび→和装靴下)
白
草履
雪駄(せった→底に革を貼ったカジュアル草履(ぞうり)の一種。男性のみ)
黒
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3,ポイント
・種類として、角帯(かくおび)と兵児帯(へこおび)、ワンタッチ角帯、角帯式の兵児帯がある
・伝統柄など現代でも見られる種類の他に、その時代ならではの柄もある
・購入場所として、アンティークショップ、骨董市(こっとういち)、ネットショップ、フリマアプリがある
・商品選びとして、アンティーのメリット、注意点などがある
・結論、骨董市かネットで、「無地系」か「派手め系」を「汚れ」と「長さ」に注意して探す
以上、男の和服着物のアンティーク帯でした。
男の和服着物でも、個性を出し易いアイテムなので色々探してみましょう。
ヨーロッパでは、アンティークの洋服を扱うお店が沢山あり、
普通の方がコーディネートに取り入れています。
日本のアンティークはおそらく平成・昭和物ですが
今、どんどん処分されており残っている物も僅かです。
是非、一本は手に入れたい所です。
ライン@のアカウント変更しました!(2021年2月13日)

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