余暇の過ごし方として旅は最適です。
旅は人を豊かにします。
男の和服着物好きは是非、和装で旅行をしましょう。
和服着物での旅服はポイントを押さえれば楽しめます。
では、私(狐面)と一緒に見ていきましょう。
アンティーク着物はじめました。
↓↓↓
↑↑↑
アンティーク着物はじめました。
ライン@のアカウント変更しました!(2021年2月13日)
1、基本準備
出掛ける場所の選定
(気温に対応)
北国か、南国か、山か、海辺か
季節の選定
(気温に対応・雨雪対応)
春夏秋冬
宿泊日数の選定
(持ち物数に対応)
1泊2日か、2泊以上か
過ごし方の選定
(アイテムの性質に対応)
旅館で過ごすか、観光名所巡りか
2. 旅の服装
旅の構成要素は
↓↓↓
移動時間
滞在時間(旅先での)
この2つにおいて快適である服を考えます。
まず
昔の旅姿を確認しておきましょう。
↓↓↓
昔の旅服
移動が徒歩で、空調もない時代の旅服です。
移動時間のための服であり雨・汚れ対策は多少ありますが、厳しい道中を「目的地到着」に重きをおき続けていた。
服装
(ちょっと便利帳様より引用:https://www.benricho.org/karuta/Hiroshige53tsugi-PC.html)
笠(かさ→頭にかぶるちょっとした雨、日差しに対し緩和する物)
+
合羽(かっぱ→)
+
着物(おはしょりした状態)
+
帯
+
股引(ももひき→和装タイトパンツ)
+
手甲(てっこう→手首当て)
+
脚絆(きゃはん→足のすね当て)
+
足袋(たび→和装靴下)
+
草鞋(わらじ→わらで出来た履物。紐で完全に足に固定できる)
+
風呂敷(荷物を包ぶ布)
+
手拭い(てぬぐい→和風ハンカチ)
問題点
↓↓↓
完全には防げない雨と汚れ
歩く移動が前提
快適さの工夫余地
旅服の現代化
現代
移動時間の短時間化(空調、移動手段の進化)
滞在時間の重要性(室内・屋外)
旅行の環境6大要素
↓↓↓
雨→
昔:笠(かさ)、合羽(かっぱ)、おはしょり
現代:替え+雨用草履+雨コート+傘+手拭い+きものハンガー(宿で干す)
上半身と足元の防水。替えや素材選びなど。基本収納できるタイプが○(折りたたみ式)折りたたみ出来る日雨傘とコンパクト雨コート
風→
昔:合羽(かっぱ)、笠(かさ)
現代:(雨)コート
暑さと寒さと多湿→
昔:笠(かさ)、合羽(かっぱ)
現代:(乗り物、建物の)空調+肌下着・帽子の工夫+扇子(せんす)
エア○ズム、ヒ○トテック的なものと、折り畳めるポークパイかハンチングかサファリハット(普通のハットは収納に邪魔)
荷物の重さ→
昔:風呂敷(ふろしき)の肩掛け(背負い)
現代:スーツケース(コロコロ)+ミニバッグ
道路でのはね→
昔:特に対策なし
現代:足元のカバー、足袋の替え
足の痛み→
昔:草鞋(わらじ)えらび?
現代:履物選び(履き慣れた物)
雨でも染みてこない履き慣れた草履(カフェぞうりなど)
アイテムまとめ
スーツケース(コロコロ)
ミニバッグ
手拭い
扇子
肌着・下着
替え足袋
雨用草履
足袋カバー
(着物ひととき様より引用:https://www.hitotoki-online.com/shopdetail/000000003844/)
帽子
雨コート
(楽天 KIMONOMACHI様より引用:https://item.rakuten.co.jp/kimonomachi/046661/)
傘
きものハンガー
(yamazen kobayashi様より引用:https://yamazen-style.com/?pid=168084763)
迷ったら3点(「雨対策」と「高温多湿対策」と「歩行対策」)だけ気をつけ、これら9つのアイテムを持っていきましょう。
↓↓↓
スーツケース
折りたたみ傘(日傘兼用)・折りたたみ雨コート(雨降りそうな場合のみ)
カフェぞうり
エア○ズム、ヒ○トテック肌着
ハンチング
化繊の着物
足袋の替え
手拭い
扇子(せんす)
関連記事 >>【男の和服着物の旅館】和装で行きたい旅館5選と役立つ6アイテム!
アンティーク着物はじめました。
↓↓↓
↑↑↑
アンティーク着物はじめました。
夏
基本方針
急な雨に気をつけながら快適である。
素材は基本化繊。またはガード加工(汚れ防止加工)した物。
服装
羽織(はおり→和装ジャケット)
本塩沢(ほんしおざわ→新潟産の春夏に最適な生地。シャリ感がたまらない。)
白
着物
絹紅梅(きぬこうばい)
深緑
角帯(かくおび→一般的な長方形の帯)
博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)
銀鼠(ぎんねず→シルバーグレー)
足袋(たび→和装靴下)
紺
足袋カバー
白
履物
履き慣れた草履(ぞうり→クッション入りの和装サンダル)
グレー
羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)
丸組(まるぐみ→円柱状に組んだ組紐)
下着
エアリズム
白
手拭い
白
バッグ
スーツケース(コロコロ)
シルバー
ミニバッグ
肩掛けショルダー
黒
その他
替え足袋
折りたたみ傘(折りたたみ雨コート)
扇子(せんす)
冬
ガード加工(汚れ防止加工)済みの着物
羽織(はおり→和装ジャケット)
大島紬(おおしまつむぎ→主に鹿児島で作られる光沢のある生地。男の王道着物の一つ)
紺色
着物
大島紬(おおしまつむぎ→主に鹿児島で作られる光沢のある生地。男の王道着物の一つ)
水色
帯
博多献上(はかたけんじょう→男の定番帯)
銀鼠(ぎんねず→シルバーグレー)
足袋(たび→和装靴下)
紺
足袋カバー
白
羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐)
笹波組み(さざなみぐみ→矢羽根柄になる組み方)
紺
履物
草履(履き慣れたもの)
カフェぞうり
下着
エア○ズム(基本、暖房が効きすぎるので。寒がりな方のみヒ○トテック)
白
手拭い
白
バッグ
スーツケース(コロコロ)
シルバー
ミニバッグ
肩掛けショルダー
黒
その他
替え足袋
折りたたみ傘(折りたたみ雨コートは寒い時も有効)
扇子(せんす)
バックパック仕方
着替えの入れ方
基本は1泊2日ぐらいなら替えはいらないと思う。
2泊3日以上なら1枚長着{ながぎ→着物のこと、羽織や長襦袢(ながじゅばん→着物の下に着る着物)ではなく}のみ、スーツケースの片側に畳紙(たとうし)のまま折り畳んでいれる。
風呂敷に包んでもよい。
あとは、羽織、帯、長襦袢(ながじゅばん→着物の下に着る着物)、履物は一つのみ。
室内オプション
↓
きものキーパー
(kyugoro様より引用:https://www.kyugoro.com/item/19898.html)
(お気に入りで過ごす為に)自前浴衣
雨風・雪オプション
↓
大きめの傘
折り畳み式雨コート
(楽天 KIMONOMACHI様より引用:https://item.rakuten.co.jp/kimonomachi/046661/)
雨用草履(つま先カバー付き)
初めから化繊着物
(きもの 京香様より引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/kyou-ka/sillook-010.html?sc_e=syia_algdtl_org)
関連記事 >>【男の和服着物の旅館】和装で行きたい旅館5選と役立つ6アイテム!
アンティーク着物はじめました。
↓↓↓
↑↑↑
アンティーク着物はじめました。
3.ポイント
・最適な旅服の為に事前準備が必要です
・昔の旅服は『風の又三郎』のようだったようです
・現代では「移動時間の短縮」と「滞在時間の重要性」ができました
・環境6大要素などいろいろ対策があるが、特に大切なのが雨対策、高温多湿対策、足元対策であります
・困ったら折りたたみ傘(日傘兼用)・折りたたみ雨コート(雨降りそうな場合のみ)・カフェぞうりエア○ズム・ヒ○トテック肌着・ハンチング・化繊の着物・足袋の替え・扇子(せんす)を用意します
・夏と冬のコーデ例があります
以上 男の和服着物の旅服でした。
旅は楽しいものです。人との出会いや初めて見る景色。
そんな時に着物を着て、ゆったりと楽しい思い出を作ってください。
ライン@のアカウント変更しました!(2021年2月13日)
↑↑↑
気になった話題、素朴な疑問がありましたら
気軽に質問してください!
文化bunka◉着物モッズ【独創的な男の和服着物の研究家】