今回は、洋服に和服要素を大幅に取り入れて個性を出したい貴方にオススメの「洋物MIX(ようものみっくす)スタイル」をご紹介いたします。
これを読むと貴方の洋服ファッションが和服ベースになり、ヨーロッパのファッション誌では語れない個性的スタイルが出来上がります。
結論
・洋物MIXスタイル(ようものみっくすすたいる)は和風を80%〜99%取り入れたほぼ和装な服装です。
・主に和服アイテムで構成され、洋服のエッセンスだけ部分的に使います。
ライン@のアカウント変更しました!(2021年2月13日)
↑↑↑
公式ライン登録で私(狐面)に直接質問して頂けます!
目次
1、洋物MIXスタイルの定義
洋物MIXスタイル(ようものみっくすすたいる)は洋服ベースに和風を80%〜99%取り入れたほぼ和服な服装です。
他にも和服ベースのスタイルとして「超洋物MIX(ちょうようものみっくす→洋服ベースに和風を60%〜79%取り入れた服装)スタイルというものがありますが、
洋物MIXスタイルは洋服アイテムを1点プラスする程度の洋服の風味付け(ふうみづけ)の意味合いが強いです。(小物は例外、臨機応変に)
逆に超洋物MIX(ちょうようものミックス)スタイルは和装を洋服化するイメージで、和装と洋装の「中和されたデザイン服」なども取り入れます。
2、具体的な方法
ベースのスタイル
基本的な和服に沿ってコーディネートしていきます。
↓↓↓
・長着(ながぎ→着物の事)と帯の基本スタイル
・長着(ながぎ→着物の事)と帯と袴ありのスタイル
プラスアイテム
この基本スタイルに1点プラスする洋服アイテムを選びます。
↓↓↓
上衣
・コート
・ジャケット
中衣
・シャツ(使いやすいのはスタンドカラー)
・Tシャツ
・タートルネックニット
・ジップアップジャージー
・カットソー
・スウェットパーカー
下衣
・ボトムス(デニム、チノ、ウール)
・ハーフパンツ
小物
・帽子
・スニーカー
・革靴
・ブーツ
・ベルト
・バッグ
・サンダル
・アクセサリー
ポイントは和服の伝統スタイルに洋服アイテムでモダンな雰囲気を演出する意識です。
テクニック例
衿元の演出
・Vゾーンに洋服のシャツとネクタイを合わせる
腰元の演出
・帯にシルバーチェーンをつける
足元の演出
・足袋(たび→和装靴下)型のブーツ、またはスニーカーを履く
3、スタイル例
3つのスタイル
↓↓↓
シャツスタイル
衿元にシャツを見せるスタイルになります。
洋服を着ている貴方にとって一番難易度が低く、取り入れやすい方法になります。
古くは大正時代の書生(しょせい→学生)風スタイルとしても有名です。
上級者は衿つきシャツ(通常のシャツの事。簡単なのはスタンドカラー)にネクタイをしてみましょう。
ハット革靴スタイル
ハットをかぶる手法は明治からあったスタイルです。
これに革靴まで合わせれば、よりヨーロッパ感が高まります。
ハットも
・山高帽(やまたかぼう→円形のハット。ボーラーハットとも言う。)
・ポークパイハット(頭頂部が平で円形。↑このハット)
・中折ハット(頭頂部が凹んだよく使われるハット)
など種類もあります。
また、
・ハンチング(特徴的な形。大正時代から定番。)
・ベレー帽(バスクベレー。フェルトでできた帽子)
・アーミーキャップ(軍隊が被るシンプルなツバ付き帽子)
・ベースボールキャップ
・サファリハット(探検隊が被るような帽子)
なども使えます。
コートスタイル
ロングのコートを羽織がわりにします。
アウターであるコートが洋物ですと
途端にモダンな印象になります。
ただし通常の着物袖ですと、面積的に邪魔になる為
小さく折りたたんだり、腕に巻く工夫が必要です。
難易度はどれもそんなに高くないと思われます。
再度結論
↓↓↓
結論
・洋物MIXスタイル(ようものみっくすすたいる)は和風を80%〜99%取り入れたほぼ和装な服装です。
・主に和服アイテムで構成され、洋服のエッセンスだけ部分的に使います。
以上
洋物MIX(ようものみっくす)スタイルは限りなく日本の伝統服であり、それを貴方の「洋服センス」で着崩すイメージです。
和風の割合を最大化すると、見えてくるのは貴方の服装ルーツです。
「洋服」しか選択肢がなかった過去に見る和装は、どこか異世界の話で、自分の文化のようには思えなかったという人がいます。
和風の割合を操る今の貴方には、洋物MIXスタイルはどこか新鮮な気持ちではないでしょうか?
普遍のように感じる「現代の和装」も「洋服の影響」を必ず受けます。貴方の感性でぜひトライしてみてください。
ライン@のアカウント変更しました!(2021年2月13日)
↑↑↑
公式ライン登録で私(狐面)に直接質問して頂けます!
文化bunka◉着物モッズ【独創的な男の和服着物の研究家】