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【男の和服着物の着物警察】ポリスの主な出没場所とタイプ別の対策法

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男性にとっては、女性より少ないとは思いますが、

慣れない和服着物を着ているといつか、何処かで出会うと思います。

それは・・・

 

キモノポリス(着物の着方を取り締まる人達,着物警察ともいう)です。

「この着方おかしいよ」

「これ、変だよ」

親切心なのか、ただの非難なのか判断に迷いますが、嫌な気持ちになります。

彼ら彼女らは、どういった存在なのか。

対策も含めて探っていきましょう。

 

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外へお出掛け出来ない理由に多いのではないでしょうか

1.着物警察(キモノポリス)の定義

着物警察(キモノポリス)の定義

・他人の着物姿を観察し

・その着方が伝統的に反するようなら非難、注意する(取り締まる)

 

和服着物などを含め、封建時代の伝統服に多い「伝統の取締り役」です。

この場合「ただの服」ではなく、「伝統文化を投影した服」というのがポイントです。

因みに、非難しなくても、ジロジロ見てくるタイプで、和服着物にあまり良い感情を抱かない方は、ポリスではなく、「同調圧力」と勝手に名付けています。

こちらの方(同調圧力)は、

・和服着物や伝統文化に全く思い入れが無い事

・古い物、大袈裟な物に手厳しい事

・比較的若い方(20代〜40代)が多い事

が特徴です。

男性の和服着物ユーザーが遭遇するのは、こちらの方達が多いでしょう。

異物的な空気を作られます。

2.着物警察(キモノポリス)のタイプと傾向

着物警察(キモノポリス)の場合(男性、女性共にいます)

タイプと傾向

 

・和服着物に思い入れがある(知識がある)

呉服屋さん、着付け屋さん、問屋さんに多いです。

上から物を言いたくなるタイプ

 

・伝統文化に思い入れがある

茶道、華道、日本舞踊など、お稽古事に従事する方、生徒さん。

同じく、上から物を言いたくなるタイプ

 

・過去に着ていた経験がある

少し和服着物が分かる故に、違和感を感じやすいタイプ

一般の和服着物ユーザーさんがこれに当たります。

着物警察(キモノポリス)の出没場所

 

・観光地など、人の集まる場所(和服着物姿が多くの人の目に触れる所)

 

・逆に田舎(和服着物が目立つ所)

 

・ネットコミュニティー

着物警察(キモノポリス)の取り締まり方

気付きを与える

こちらが聴こえる大きさの声で、文句を言います

「着方が汚いなぁ〜(ボソッと)」

 

注意・警告

直接こちらに言葉で指摘します(注意はアドバイス式。警告は指導式)

例、

注意「こうした方が良いよ」

警告「これはおかしいよ」

 

矯正

直接こちらの服装を直す、または変えます。

「これはこういう着方が正しいの。ちょっとこちらに来なさい。」

 

同調圧力の場合

・コスプレ系、ゴスロリ系(ゴシックロリータの略称。ドレスチックな中世のお嬢様の雰囲気ファッション)を含め、悪目立ちしているものが嫌い

普通のベーシックな洋服で生活している方々に多いです。

 

同調圧力の発生する場所

 

・都市部の繁華街(ファッショナブルな街など)

 

・買い物スポット

 

同調圧力のかけ方

ひそひそ話

 

冷笑

 

視線

 

これは傾向として、着物を着る方が(洋服社会で言う所の)悪目立ちして痛い存在に見られる事が原因のようです。

(簡単に言いますと、その和装の男性が異性から見て余り魅力的に映らないと思われている)

頭髪や、仕草、美容に関して(女性目線からみて)無頓着な事も要因です。

 

*自己防衛

頭髪

こざっぱりした、お洒落感の有る髪型(ちょいワル系でも、誠実系でも、無頓着じゃなければOK)

 

仕草

お茶席での所作(しょさ→動作と振る舞い)といった大袈裟なものではなく、

背筋を伸ばすだけでもOKです。

とにかく堂々とした態度でいることです。

美容

顔周りの

スキンケア、無駄毛処理(鼻毛、耳毛)、眉毛整え

ぐらいでOKです。

 

3.着物警察(キモノポリス)の仕組み

ポリス、同調圧力は自然発生します。

要因として、

・和服着物が、珍しい時代(目立つ時代)になった。{ポリス、同調圧力に関係}

・和服着物が伝統文化を反映する服である。{ボリスに関係}

・和服着物を着崩す着こなしをする方が増えた。{ポリス、同調圧力に関係}

・伝統的な着方を出来ない方(しない方)が増えた。{ポリスに関係}

・年少者の知識量より、年配者の知識量の方が上である。(洋服の場合、主に逆です。){ポリスに関係}

が挙げられます。

また、真理的な事を言ってしまうと

・「皆違って良い」という多様性の実践の難しさ

があるようにも思えます。

一方、

(他者を認めるというのは、難しいものですが)洋服では余りこういった事を聞きません。

・これは、和服着物の特徴である「着方で見た目が左右される特徴」が原因だと思います。(洋服の様に立体服では無いので、再現性が低いです)

・さらに礼服(れいふく→礼装の服)と化した今の和服着物は余り着る事がなくなり目立つ様になった。批評の対象になりやすい事が言えます。

余談ですが、着付け要らずの和服着物は、普段着の候補に上がる可能性が高い事もわかります。

事例(Yさんの場合)

とても誠実で優しい人柄のYさんは、普段から周りに慕われる性格です。

ただ、和服着物についてかなり思い入れがあり、若い方(特に女性)の着物姿に対して厳しい態度を取ります。

人の気持ちが分かる優しいYさんでさえ、着物警察(キモノポリス)化してしまうというお話しです。

 

ポリスが悪人というわけではないのですね。

相手の事情と心理を把握し、寄り添える所は寄り添って行きましょう。

4.着物警察(キモノポリス)への対応(場所別)

対策の1つとしては、「他者がいるのが当たり前」の状態を目指す事となります。

ネット露出を増やし、お出掛けでの露出を増やします。

 

ネットや街で遭遇し、バトルになった時のみ、自分の思いを伝えるようにします。

街では、和服着物の仲間と行動するようにしても良いでしょう。

・ネットで遭遇

 

・着物警察(キモノポリス)の場合

個別対応

「誹謗中傷の書き込みをされる」

多様性を理由に対応する

ご気分を悪くした事だけ謝るのも良い。(謝りたくなければ無し)

ただ、伝統を理由に非難されたら、伝統の意味を問うても良いでしょう。

 

・街で遭遇

まず、種類を判別します。

 

・着物警察(キモノポリス)の場合

取り締まりに対して

パターン1

古着を組み合わせている場合

・寸法に関して

長襦袢が長着の袖から覗いてる

身丈が短い

 

パターン2

・着方に関して

帯結びが下手

衿が崩れている

帯位置

 

パターン3

・仕草に関して

歩き方

手を添えるなどの所作(しょさ→動作や振る舞い)

 

パターン4

・着こなし、組合せに関して

ハット、帽子

洋服との組み合わせ

 

個別対応

「あんな着方して!」

「こんな着方では駄目よ」

「直して上げるわ」

基本は親切心からの行動なのでアドバイスのお礼は述べます。

この時、

・ご自身のミスならそのまま終えます。

・自分の意図した着こなしを正されたなら、自身の思いを伝えてみましょう。

否定されたなら、それ以上議論せずに立ち去ります。

市民運動の様に、少しづつ流れを作っていきましょう。(参考、ガンジー。キング牧師。)

 

・同調圧力の場合

視線+陰口

 

個別対応

「ジーと見てくる」

「ニヤニヤと馬鹿にした笑いを浮かべる」

「仲間と固まって陰口が聴こえてくる」(笑い声が聴こえてくる)

基本は無視対応です。

絡んでくるようならこちらの言い分を伝え、余計なお世話だと伝えましょう。

 

*ゆっくり変える方法

・ネットでの書き込みの管理(着物グループの管理人の対応)

・口コミでの広がり

・出歩く人口を増やす

・次世代の教育

以上、男の和服着物の着物警察(キモノポリス)でした。

和服着物に限らず、少数派は何かしらの圧力や不便さは受けるものです。

出来るだけ抵抗なく和装を進める為に、彼らの存在を知っておきましょう。

 

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ポリス、同調圧力の存在は、覚えておくと良いですよ

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