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【男の和服着物の羽織紐】シーン用途ごとの合わせ方と2つの結び方!

更新日:

 

和服着物は基本、羽織とセットで着用します。

洋服でいう所のネクタイが、この羽織紐です。

今回は一般的に使われる羽織紐の種類とシーン用途ごとの合わせ方、さらに結び方についてお話します。

羽織に憧れる方は多いです。

ただし羽織紐を買ったが、結び方が分からず、しまったままになる方が多く見えます。

一つだけでも良いので、自動で結べる様になりましょう。

それでは私(狐面)と一緒に見ていきましょう。

結論

・羽織紐はつけ方や形状で数種類あります

・男の羽織紐の結び方はちょん結びと一重結び(いちじゅうむすび)で十分です

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文化
特に和味(わじ)スタイルの羽織姿でも使えますね!

1.羽織紐の種類

有名産地

江戸組紐(東京)

(浅草桐生堂 様より引用:https://kiryudo.co.jp/collections/%E7%B4%B3%E5%A3%AB%E7%BE%BD%E7%B9%94%E7%B4%90-1

特徴

江戸組紐は全体的に渋めです。また、きれいな組み目も特徴です。

渋い染め色と合わさることで、江戸らしさを感じさせる組み紐(くみひも)が完成します。

 

京くみひも(京都)

(KOGEI JAPAN様より引用:https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/kyokumihimo/

特徴

京くみひもの特徴は優美で美しい色と組み目です。

見た目だけではなく実用面でもしっかりと締まります。

 

伊賀くみひも(三重・伊賀)

(KOGEI JAPAN様より引用:https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/kyokumihimo/

特徴

伊賀くみひも(いがくみひも)は、三重県で作られる組み紐(くみひも)です。

主に絹糸を使い、組み糸に金銀糸を使用して作られるそうですが、正直、個人的に見分けがつかないです。

 

※注意

調べたら、栃木の小山市も有名だそう。

間々田紐(栃木・小山 ままだひも)

形状

2本形状

・通常タイプです。左右一本づつあり、この2本を結ぶ事で完成します。

礼装から、カジュアルまで幅広く使われる基本の一本です。

相場:5,000円~30,000円位

1本形状

無双(むそう)とも言われます。

左右に分かれておらず、真ん中に装飾的な石などが付けられています。

取り外しはS鐶(えすかん)と呼ばれる金具で行います。

趣味的な要素がありますので、礼装には向きません。

※注意

通常は一本の組紐状ですが、真ん中がマグネット式で取り外し出来るものもあります。

相場:3,000円~15,000円位

 

つけ方のタイプ

直付けタイプ(輪になった先端で留める)

乳(ち→胸元にある、羽織紐を留める輪)に直接とめます。

 

S鐶付けタイプ(S字の形の金具で留める)

乳(ち→胸元にある、羽織紐を留める輪)に引っ掛けてとめます。

以上2つタイプがあります。

どちらが良いという事は無いのですが、直付けタイプの方がオシャレ感が出ます。

 

組み方(くみかた→羽織紐は組物で、縦糸のみで組んでいる)

丸組(まるぐみ)

紐の部分が円筒状(えんとうじょう)になった状態の組み方です。

どの部分で結んでも綺麗に見えるのでよく使います。

相場:5,000~18,000円

平組(ひらぐみ)・平打(ひらうち)

これも文字通り、平な板状に組んだ物です。

平らな面が正面になるように結びます。

相場:5,000~30,000円

房(ふさ→羽織紐の先端に付くふさふさ)の有無

房あり

一般的に多いタイプです。

礼装には房が必須です。

まずは一本目に持っておきたい品です。

房なし

数では少ないですが、カジュアル用に使っている方も非常に多いです。

江戸の粋な文化から派生したと思われますが、装飾性が抑えられ、シンプルで使いやすいです。

2本目に欲しいところです。

2.羽織紐の選び方

用途

礼装(結婚式、式典、格のあるパーティー)

・白の房(ふさ→羽織紐の先端にあるふさふさ)あり

平組(ひらくみ→板状の組み方)、丸組(まるぐみ→円筒状の組み方)どちらも可。

基本、2本形状のみ。

直付け、S鐶タイプどちらも可。

{黒紋付羽織袴、色紋付羽織袴}

 

カジュアル(お出掛け、食事会、カジュアルパーティー)

・白以外の好きな色で、房の有無しどちらも可。

平組、丸組どちらも可。

2本形状、1本形状{無双(むそう)タイプ}どちらも可。

直付け、S鐶タイプどちらも可。

{羽織袴(はおりはかま→黒、色紋付以外の羽織+袴姿)、羽織姿(生地は何でもOK)}

 

色選び

TPOにより、

礼装

基本は白

カジュアル

基本どんな色でも結構です。

一般的にカジュアルな和服着物の場合、羽織紐の選び方は自由なのですが落ち着いた色の羽織紐は非常によく使います。

できれば羽織と同系色にするとしっくりきます。

また、派手な色をアクセントとして使っても良いと思います。

よく使うお色は

ミドルグレー
ライトグレー
紺色

深緑

茶色

からし

などがあります。

好みの傾向

江戸時代の名残(江戸は町人文化、京都は公家文化)で、

地域によって好みが違います。

関東(江戸:町人文化)

細めでシンプル

関西(京都:公家・貴族文化)

太めで装飾的

価格相場

羽織紐の価格に大きく影響されるのは以下の2点(組み方、使われてる石)。

↓↓↓

 

・組み方(2本形状)

高麗組(こうらいぐみ):30,000円

(浅草桐生堂 様より引用:https://kiryudo.co.jp/collections/%E7%B4%B3%E5%A3%AB%E7%BE%BD%E7%B9%94%E7%B4%90-1

高級な組物。きめの細かい板状。

 

唐組(からぐみ):25,000円

( 有職組紐 道明 様より引用: https://kdomyo.com/products/%E5%94%90%E7%B5%84-%E8%97%A4%E5%A3%BA-%E7%B4%BA)

高麗組同様、高級な組物。笹波組み(さざなみぐみ→矢羽根柄になる組み方)の応用だそうで、菱形模様が特徴。

 

笹波組み(さざなみぐみ):15,000円

( 有職組紐 道明 様より引用:https://kdomyo.com/collections/haorihimo )

完成が矢羽柄状になる組み方。

奈良組(ならぐみ):5,000~15,000円

( 有職組紐 道明 様より引用:https://kdomyo.com/collections/haorihimo )

円柱状(えんちゅうじょう)に組んだ組紐。丸くて使いやすい。生産地によって言い方が違うよう。

 

・使われる石(1本形状)

プラスティック式:3,000~5,000円

 

天然石:5,000~15,000円

 

3.羽織紐の結び方

ちょん掛け(ちょんがけ)

最もシンプルな一般的な結び方

 

一重結び(いちじゅうむすび)

2つの輪を作って重ねる方法

フォーマル的な使い方を出来ます。

4.ポイント

・羽織紐はオシャレ感が非常に出る、洋服でいうところのネクタイ

・形状、付け方、組み方、房の有無で種類が分かれる

・礼装用は2本形状、直付け、平組(ひらぐみ→板状の組み)で白の房あり{黒・色紋付羽織袴}、カジュアル用は2本形状、直付け、丸組(まるぐみ→円筒状の組み)でミドルグレーの房無し{羽織袴、羽織姿}があると便利

・結び方も、よく使う物を1つだけ練習していく(基本カジュアルの)

結論

・羽織紐はつけ方や形状で数種類あります

・男の羽織紐の結び方はちょん結びと一重結び(いちじゅうむすび)で十分です

以上、男の和服着物の羽織紐でした。

羽織紐は組紐(くみひも)の小物になります。

詳しく調べていくと組み方の種類まで関係してきます。

洋服には無い要素ですので、選び方の参考にして下さい。

ただし、ネクタイの結び方でお洒落かどうか判明するように、羽織紐(はおりひも→羽織の前面につく紐) も結び方は重要です。

何度か繰り返す度にこなれてきますので、時間がある時に練習してみましょう。

文化
ネクタイの結び方と同じく、慣れ感がモロに出てきますので何度も練習していきましょうね

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